今回は成長期の子供向けに補食に向いた食品を紹介します。
子供の成長には3食だけでは栄養が足りないとされています。
そこで役立つのが補食です。字の通り、足りない栄養を補うものです。
炭水化物や糖質多めなものが多いのは、エネルギー効率(エネルギーへの代わりやすさ)がいいだけでなく、タンパク質の吸収に糖質が必要になってくるからです。
つまり筋肉をつけるのに糖質は必要不可欠だということです。
子供たちに補食が必要な理由
子供たちは、日々成長を続けます。成長にはエネルギーが要ります。そして、学校でも動きまわり、ましてやスポーツをしているのであれば、そこでも消耗しています。
またスポーツで損傷した筋肉などの修復にもエネルギーを回さなければなりません。このように大人が思っているより、果てしなくたくさんのエネルギーを使っています。
なので3食だけでなく、5食たべるくらいでないと体は大きく、強く成長できません。
コンビニで買える補食に向いた食品10選
1・おにぎり
食べやすさ・満足度No.1!
中の具材を変えるだけで栄養素も変えられる。
持ち運びやすさも兼ね備えていて、そして何と言っても飽きがこない。
補食の王様と言っていいかもしれません。
◆オススメ具材
塩味が素敵<シャケ>
みんな大好き<シーチキン>
ふたつともタンパク質が豊富で米の炭水化物との相性バツグンです。
2・あんぱん
パンなので炭水化物の補給にはもってこいです。
そして中があんこなので豆を取っているのと同じで、タンパク質も一緒に摂取できます。
疲れた時に甘いもの食べたいですよね。
3・あんまん、肉まん
オススメの理由は上記のあんぱんと同じ理由になります。
あんぱんに比べて持ち運びがしづらく、冷めると美味しくないという難点があります。
ただ、冬場のあんまん・肉まんは最高に美味しいです。
4・ようかん
糖分と小豆のタンパク質が多く含まれていることが補食に向いています。
小包装のものが多く出回っているので、携帯性は高くて評価できますが。
満足度は少し低いかもしれません。
甘党向きですね。
5・ヨーグルト
低脂質で高タンパクな食品です。
それだけ食べても美味しいですがフルーツ入りを選ぶと、美味しさアップだけでなく、ビタミンCまで取れてしまうというお得さです。
カルシウムとビタミンCをいっしょに摂取してあげるとカルシウムの吸収を助けてくれる効果もあるので丈夫な体作りには必要な要素ですね。
しかも腸内環境を整えてくれるという少食の人にはうってつけの食品です。
補食のさらに補助という感覚でもいいかもしれません。
6・バナナ
こちらの食品は好き嫌いが分かれそうですね。
ただバナナは食べてからエネルギーに変わるまでのスピードがすごく早く、筋活動に必要なカリウムが多く含まれているため、運動前のエネルギー補給としては最高です
*カリウムが不足すると足がつりやすくなったり運動障害が出やすいです
個人的には熟れたバナナより未熟な青いバナナが好きです。
持ち運び用にケースがあります。私も持っていました。ちょっとしたネタにオススメです。
7・牛乳
飲み物なのでお腹いっぱいでも流し込みやすいです。
タンパク質に加えて乳糖、カルシウムも含まれているので栄養価的には申し分ないかと思います。
難点としてはお腹がゆるくなる人もいるということですね。
*お腹がゆるくなるのは乳糖に耐性がない人(乳糖不耐症)が乳糖を摂取するとなりやすいです
脂肪分が気になるという人は低脂肪乳を選ぶのも有りかと思います。
8・飲むヨーグルト
こちらも牛乳同様、流し込みやすいというメリットがあります。牛乳と違うのは意外と低脂肪だということです。
ただ、こちらも飲みすぎるとお腹がゆるくなるという難点があります。
9・チーズ
牛乳の水分を取り除いて栄養素を固めたものなので栄養価はすごく高いです。
水分とともに乳糖も取り除かれているため、お腹がゆるくなる心配もありません。
難点としては脂肪分が多いことでしょうか。
10・サラダチキン
何と言っても高タンパク!低脂肪!
一食で20gくらいのタンパク質を摂取できます。
美味しいです。美味しいんだけど、冷たいのが難点です。
胃腸の弱い自分からすると冷たい肉にかぶりつくときの食欲がなかなか湧きません。そして果たしてちゃんと消化できているのか気になります。そういうのが気にならないのであればすごくオススメです。
オススメの 組み合わせ
あんぱん➕牛乳
間違いのない組み合わせ!
普通に美味しいので試してみて欲しいです。
あんぱんに限らずあんこ系であればなんでも合います。
おにぎり➕チーズ
中に入れてもいいし、プロセスチーズを小さく切っておにぎりと混ぜるのも有りかと思います。米に醤油おかかを加えるとさらに美味です。
補食の注意事項 まとめ
ここで間違って欲しくないのは、あくまで補食は補食でしかないということです。どういうことかというと、補食をして昼飯や夕飯が食べられなくなるのは本末転倒だと言うことです。
3食を優先してください。
私の感覚では食事の1時間前に補食をしてしまうと、ご飯が食べられなくなりました。もちろん食べられる量が減ったという意味ですが。
この量と食べる時間は学生であると、なかなか調整は難しいかも知れませんが、まずは一月頑張ってみてください。
すると「食べ過ぎたな」だとか「もうちょっといけるな」という感覚がつかめてくるはずです。
成長期は子供にとって大切な時期です。しっかりと大きく強い体を作る時期を逃さず、食事を管理してあげてください。
コンビニで買える疲労回復にいい食べ物もまとめてあります。参考にしてください。
コメント