姿勢と呼吸が整えば人生が整う。姿勢改善がもたらす健康へのスパイラル

どうもこんにちは。ゴリ山 (@gariyama_22) |です

姿勢が悪いと肩こりや腰痛の原因となりやすいというのは、最近では周知の事実となってきているのではないでしょうか?

では呼吸が浅くなるや自律神経が乱れて交感神経が優位になりやすいといった不具合にまで目を向けているでしょうか?

ひいては胃腸の働きにまで影響を与えてしまうんです。

姿勢一つで怖いですね。

猫背など姿勢不良のデメリットはこちらにまとめています。

体外の不調はや見映えの悪さはもちろんですが体内の状態にまで影響を与えてしまいます。

今回は姿勢が改善されることにより健康になっていくスパイラルをまとめていきます。

目次

 健康へのスパイラル

正しい呼吸で換気量が増えて新陳代謝UP

姿勢が改善されると本来のキレイな背骨のカーブになります。

S字のカーブですね。

それが保持されるようになると、中で押しつぶされていた内臓が解放されます。

内臓の中でも肺や気管支が正常に働けるよになり、換気量が増えます。

酸素をしっかりと末端まで送ることができるようになり、二酸化炭素は回収して吐き出すことができるようになります。

ちなみに成人の肺活量は3〜4.5l(リットル)くらいありますが、実際に換気している量は500ml(ミリリットル)というかなり浅い呼吸量しかできていません。

酸素が取り込めるということは細胞たちは活性化して新陳代謝が上がります。

つまり体が元気になります!

副交感神経が優位になりリラックス

自律神経は背骨に沿うように走行しています。

そして、呼吸をする際に働く横隔膜には自律神経節といわれる自律神経の親玉みたいなヤツが付いています。

つまり姿勢が悪く、呼吸も浅くて正常に呼吸筋が働かなくなると交感神経優位な「いつもピリピリ怒りんボーイ」や「いつもせかせか忙しガール」になってしまいます。

緊張感を持つのは場合によっては良いことです。

ですが、普段は正しい姿勢で副交感神経優位な状態を保ち

落ち着きのある「余裕レディース」になりましょう。

血流が良くなる

自律神経が整うと、どんどん良いことが起こります。

交感神経優位な状態では血管が収縮していて末端まで血流がなかなか行き届きません。

副交感神経が優位になることで末端まで血流が行き届き、全身を巡るようになります。

冷え性の改善にも繋がりそうです。

肩こり・腰痛のなど痛みの改善

以前の記事でも猫背になるのは胸側の筋肉が引っ張ってしまうからですよと書きました。

反対に最も影響を受けて痛みが出るのは肩甲骨を引き寄せるための筋肉です。

常に引っ張られて緊張し、肩こりや背部痛の原因になってしまいます。

腰痛は猫背に限らず、反り腰や側弯があるとすごく痛みやすくなります。

これらは姿勢を改善することにより、血流が良くなり凝りがほぐれ、なおかつ関節の可動域が上がることにより無理な動作が減り、痛むこと自体なくなります。

痛みを感じていると強制的に交感神経優位になります。

安眠へ誘う

安眠に必要な条件は体温が上がって、就寝前に下がることである。

体温は下がるが末端(手足)は温まります。

これは手足から放熱しているからです。

しかし、末端が冷えてなかなか寝れないという人がいると思います。

これは日中の交感神経優位な状態から上手く副交感神経が優位な状態に切り替えが行えていないことが考えられます。

副交感神経優位になれば必然的に手足の血管は拡張し、手足は温まり、安眠が得られるというわけです。

胃腸の働きが活性化

睡眠のリズムが取れてくると、体内のリズムが整ってくる。

するとさらに自律神経が整ってくるという寸法。

胃腸の働きは副交感神経の担当分野。

体に痛みがある状態では交感神経優位になってしまい、消化活動なんかも妨げられてしまう。

姿勢が改善され、血流が良くなり、腰痛・肩こりが解消され、安眠ができれば消化活動まで活発になること間違いなし!

便秘の改善

胃腸の働きが良いということは、蠕動運動(ぜんどう運動)が活発になるということ。

これも副交感神経の働きです。

蠕動運動とは胃腸が食べたものを送り出す働きで、小腸では主に栄養の吸収を行い、大腸で不要なものを排出する仕組み。

姿勢が悪く、お腹が圧迫されていると便秘気味になりやすい。

姿勢を改善すれば綺麗な姿勢だけでなく、便通までよくなるおまけ付きなんです

姿勢を維持するための体幹筋が鍛えられる

怖いもので、人の脳というのは長年あったものは覚えてしまうという性質があります。

怖いと言ってしまいましたが、良いこともちゃんと覚えます。

何が言いたいのかというと、「悪い姿勢のままでいると脳が覚えてしまいますよ」ということです。これは痛みにも同じことが言えます。

姿勢が悪いと体幹や姿勢を維持するための筋肉が衰えてしまいます。

すると体を支えようと関節や靭帯に負荷がかかり、腰痛などの原因になってしまいます。

しかも、これを脳が正しい状態だと認識してしまいます。

綺麗な姿勢を維持することで体幹の筋肉も正しく使えるようになってきます。

すると、ちゃんと脳が正しい状態だと認識します。

そしてますます綺麗な姿勢を保てるようになり正しい呼吸ができる

👇

そして初めへ戻るというGood Spiralが生まれます!

姿勢を改善してみて

私も姿勢が悪いので有名でしたが、意識的に姿勢を改善することによって「ああ、深い呼吸ってこういう感じなんだな」だとか「疲れにくいとはこういうことなんだな」というのを実感できるようになりました。

あと一番嬉しいのが「ゴリ山って姿勢いいよね」と第三者に言われることが増えました。

これはかなり自分に自信が持てるようになりました。

初めはとにかく意識してストレッチであったり、普段からの姿勢に気をつけるべきです。

意識してできないことが無意識でできるはずがないからです。

逆にやれば変わるということも覚えておいてください!

今回はこれでおしまいです。

少しでも健康の手助けになれれば幸いです。

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この記事を書いた人

15年間、医療業界、美容、教育に携わって得たノウハウ・知識を発信中。小さなことからコツコツと。人に健康を考える習慣をつけてほしい。健康ってこんなにも素晴らしいんだという当たり前を享受してほしいと願い発信しています。
接骨院、整体院、エステ、子供向け運動教室経営 柔道整復師

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