どうもこんにちは!ゴリ山 (@gariyama_22)です。
「背が伸びない!」
「親が小さいからだ!」
嘆く前に身長を伸ばす努力はしましたか?
私の親は父164cm、母158cmです。
そして私は184cmです。ちなみに兄も182cmあります。
確かに遺伝的な要素の割合は高いとされています。
しかし、伸ばす努力次第で目測よりプラス9cmは伸ばせるというデータもあったりします。
逆にマイナス9cmになる可能性もあるということは頭に入れておいてください。
つまり親の身長が高いからといって、夜更かししまくり、食事抜きまくり、運動何もしないでは伸びるものも伸びないわけです。
才能の無駄遣いです。
反対に親が低身長であろうと努力次第では結構身長は伸ばせるんです。
今回は親の遺伝と嘆くあなたに朗報と、子供に遺伝のせいだと責められないための記事です。
やるべきこと
睡眠
当たり前でしょ?
と思われるかもしれませんが、これが最も大事です。
私は中学に上がるまでは夜9時に寝て、朝7時に起きていました。
そして身長は158cm。高くはないですね。
中学で10時に寝るくらいでした。
なのでドラマなんかは一切見ることなく育ったため、学校での話題はもっぱらバスケやゲームの話でした。でもちゃんと生きていけます。
今はネットで見れちゃうから厄介ですね。
身長はというと中2の春で172cmになり、中3の夏で180cmになりました。
最終的に高校で4cm伸びて184cmになりました。
成長のゴールデンタイムと言われるのが夜10時〜2時。
これが最も成長ホルモンの分泌される時間帯なのでこの時間までには睡眠を取りたいですね。
成長ホルモンには
- 骨の成長を促す(身長が伸びる)
- 体温上昇
- 血流促進免疫力アップ
- 筋肉修復・脂肪の遊離
- 活性酸素除去
など様々な効果が期待できます。
睡眠時間の目安はこちらです。(幼少期は昼寝も含めます)
- 1歳〜3歳:12時間〜14時間
- 4歳〜6歳:10時間〜13時間
- 7歳〜12歳:10時間〜11時間
- 13歳〜18歳:8時間〜9時間
子供の身長が伸びるのは骨が伸びていくから。というのはご存知かと思います。
成長ホルモンは骨の成長と骨を支える筋肉の成長を促します。
つまり睡眠を削れば削るだけ成長の機会を逃してしまっているわけです。
私はよく仕事で子供や親御さんに
「もし、君が夜11時に寝ているのであれば、10時に寝ている子より1時間成長する時間が短いってことだよね?1日1時間が1年間続いたら、君は人よりも365時間分の成長するための時間を損していることになるよね?ということは君が他の人よりも小さくても不思議ではないね。」
という話をします。
要は寝る努力をしなさいよ。と言っているわけです。
「寝る子は育つ」
これは不変の理です。
食事
エネルギー摂取
お気づきかもしれませんが、当たり前のことを言います。
人は食べたもので100%できているんだから当たり前ですよね。
しかしながら食事は3食摂っているのにエネルギーが足らないなんてことはよくある事です。
考えてもみて下さい。
運動にエネルギーを使って、体温の維持にエネルギーを使って、筋肉の成長や修復にもエネルギーを使って、やっと身長を伸ばすためにエネルギーを使うわけです。
物事には優先順位があるので身長は後回しになりがちです。
何を食べるのか
なので、特に栄養のないお菓子なんかでお腹を満たしている場合ではないのです。
筋肉の増量の記事でも書きましたが、必ず補食が必要になります。
骨の成長にはカルシウムが必要だというのはご存じの方が多いと思います。
しかし、骨はカルシウムとコラーゲン繊維でできているので、タンパク質の摂取も必須です。(コラーゲンの成分はタンパク質なので)
私は父が酒飲みということもあって、補食には困りませんでした。
おつまみが豊富にあったんです。
おつまみって意外と高栄養なものが多いんです。
枝豆、冷や奴、スルメ、チーズ、ナッツ類、小魚、とにかく家にあるもの全部食べていました。
たまたまな部分もありますが良質なカルシウムなどのミネラル、タンパク質を食事以外でおやつとして食べていました。
ちなみに牛乳はあまり好きではなかったので給食でしか飲んでいませんでした。
牛乳飲んだら伸びる神話は逸話です。
注意
親御さんに気をつけてもらいたいのが、子供に嫌いな物を強要しないでほしいということです。
その食材にすごく栄養があるのはわかります。
ただ、それのせいで食事自体が嫌いになってしまうのが一番の問題です。
その食材からしか取れないような栄養素はないはずです。
他の食材を選ぶや調理の仕方で工夫してあげましょう。
運動
人の体には刺激に対して強くなる性質があります。
骨の成長もしかりで、適度な運動による刺激で成長を促します。
私は小学校に入るまで裏の田んぼや庭で遊んでいることが多かったです。
小学校からバスケ部に入ったので運動に関しても問題はなかったでしょう。
ここでよく言われるのが「バスケ部だから伸びたんじゃないの?」ということです。
確かにバスケ部やバレー部に背の高い人が多くみられます。
これは背の低い人が淘汰されてしまっているからだと私は考えます。
つまり背の高い人が有利だから必然的に競技を続けている人が多いわけです。
実際に競技別で身長の高低に影響が出るというデータはありません。
ただし、機材を使うような高負荷の筋トレはお勧めしません。
身長が伸びるために子供の骨は大人よりも軟らかくなっています。
脱皮したザリガニみたいなイメージ。
そこに高負荷のトレーニングをしてしまうと成長軟骨(成長線・骨端線ともいう。ここから骨は伸びる)に負担をかけ過ぎてしまい成長にも支障を来たしかねません。
高負荷ではなく自重のトレーニングをお勧めします。
私も機材を使っての筋トレは高校に入ってからです。
あとがき
私は仕事で親御さんに身長について相談を受けることが多いですが、私は親御さんよりも子供の方に「本当に身長を伸ばしたいのか?」と尋ねるようにしています。
ここでイマイチはっきりしない反応であれば、いまの時期にしか伸ばすことができない大切な時期なんだよということを説明するようにしています。
結局、子供にその意志がなければ親がいくら何を言おうが寝ないでしょうし、食事に関心を持つこともないでしょう。
子供もバカではありません。
自立した意志を持っています。
親が強制していることは、例え良いことであろうと長続きしません。
しっかりと説明してあげて、必要と感じたら自分からやるでしょう。
ここまでが親の責任です。
子供がこうしたいという意志を示したら
そのときサポートしてあげられるのは親御さんです。
環境を整えてあげる努力をしましょう。
あなたが学生なのであれば
子供の成長を喜ばない親なんていません。
ちゃんと、こうしたいから、こうして下さいと頼んでみましょう。
感謝の言葉をしっかりと伝えてくれれば親はこの上なく嬉しいはずです。
これらの努力をした上で、身長が伸びなければ遺伝のせいにしておきましょう。
やってないのに遺伝のせいにしてはいけませんよ。
身長が伸びなくても体は間違いなく強くなっています。
怪我をしない・病気をしない体も手に入っているはずです。
決して努力は無駄にはなりません。
成長期はその時しかありません。
この時期をモノにするのか、棒に振るのかはあなた次第です。
頑張って一生物の宝を手に入れましょう!
では今回は以上です。
この記事があなたの手助けになれば幸いです。
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